日本海軍鹿屋基地特攻隊戦没者慰霊塔

日本海軍鹿屋基地は特攻隊(神風特別攻撃隊)が最も多く出撃した基地です。鹿屋基地をゼロ戦などで飛び立ち、再び帰ることのできなかった多くの若者の最後の地に、御霊を祭る慰霊塔が建立されています。

慰霊塔は、鹿屋航空基地近くの丘の上に建立され、塔の高さは11m、平和のシンボル白鳩が塔の上にのっています。

名 称 鹿屋海軍航空隊特別攻撃隊戦没者慰霊塔
住 所 鹿児島県鹿屋市今坂町 小塚公園
地 図 Googleマップ

慰霊塔には日本海軍鹿屋基地から出撃した特別攻撃隊戦没者908名の氏名が刻まれています。

鹿屋基地には終戦近くの昭和20年には本土決戦を考え、日本海軍と日本陸軍の航空部隊を統合する司令部も置かれていたようです。当時空軍はありませんでした。

日本海軍鹿屋基地跡は現在海上自衛隊鹿屋航空基地があり、鹿屋航空基地入口近くに海上自衛隊鹿屋航空基地史料館があります。この史料館には特攻隊の遺書・遺品など展示してあり、一般に公開している史料館で入館料無料です。